日国友の会



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スペクトルせん【ー線】

読者カード 項目 2023年03月31日 公開

2022年02月27日 ubiAさん投稿

用例:今最も構造の簡單な結晶例へば正方形に結晶する岩鹽の如きものゝ劈開面から反射する角度を測定し、分子量並に比重から計算した分子面の相互の間隔を知れば此等のスペクトル線の波長を計算する事が出來るが、
『X線の廻折現象と物質の內部構造』 1914年11月 寺田寅彦
語釈:〔名〕放射または吸収された電磁波を振動数成分(強度)に分けたとき,線状にみえるスペクトル。〈略〉(旺文社 化学事典「スペクトル線」)

コメント:項目が載っていないようなので。初出(大正三年十一月、現代之科學)とあります。

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。

著書・作品名:X線の廻折現象と物質の內部構造

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1914年11月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:157ページ本文14行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店