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こせは【巨勢派】

読者カード 用例 2023年04月24日 公開

2022年03月27日 ubiAさん投稿

用例:例へば佛畫でも巨勢派の畫家の描いたと傳へられて居る文殊菩薩が
『雲の話』 1920年8月 寺田寅彦
語釈:〔名〕日本画の流派の一つ。平安時代の巨勢金岡(こせのかなおか)を祖とする。鎌倉時代頃までは宮廷絵師として唐絵風の仏画を描いていたが託摩(たくま)派に押され、のち伝統的な大和絵派として室町末期頃まで活躍した。確証のある作品は伝わっていない。

コメント:第二版には用例が載っていないので。初出(大正九年八月、美術月報)とあります。

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。

著書・作品名:雲の話

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1920年8月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:470ページ本文14行目〔『寺田寅彦全集第十八巻』、一九五一年一〇月五日第一刷発行、一九八七年一月九日第二刷発行〕

発行元:岩波書店