日国友の会



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サボタージュ

読者カード 用例 2022年05月17日 公開

2022年04月19日 天逆大童さん投稿

用例:其手段とする處は(一)同盟罷工殊に總同盟罷工、換言すれば現實の目的を有せず、唯だ資本家を威嚇する爲めの罷工(二)レーベル(消費者としての非買同盟)、(三)ボイコツト(生産者としての非賣同盟)、(四)サボタージ(妨業)の四者である。
『大阪每日新聞』 1914年1月16日 福田德三
語釈:〔名〕(フランス sabotage)《サボタージ》(1)労働者の争議戦術の一つ。就業しながら意識的に仕事を停滞させ、能率を落として企業者側に損失を与え紛争の解決をうながすこと。怠業(たいぎょう)。サボ。サボテージ。

コメント:僅かですが語釈(1)で遡ります。

編集部:2018年7月11日付けで、尽波満洲男さんに、『陸軍大将大日記』1915年9月6日付け記事の例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼることになります。

著書・作品名:大阪每日新聞

媒体形式:新聞・広報・官報

刊行年(月日):1914年1月16日

著者・作者:福田德三

掲載ページなど:[神戸大学経済経営研究所 新聞記事文庫 労働問題(1-111)]サンヂカリズム(三)

発行元:大阪每日新聞社