日国友の会

ふうせいせっかく【風成雪殻】

読者カード 項目 2023年05月19日 公開

2022年05月03日 ubiAさん投稿

用例:此の硏究は、高山の積雪表面に出來る風成雪殼(フウセイセッカク)の問題と關聯して(76ページ上段19行目)氣溫が氷點下でも風が强いと其の機械的作用の爲に、氷の粒子が互に附着して固(かた)い殼を作り、所謂風成雪殼(フウセイセッカク)となるのであるが、(77ページ上段10行目)<br>
『「科学の言葉の不足」―粉雪の物理―』 1936年3月1日 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕「ウインドクラスト」に同じ。

コメント:項目が載っていないようなので。

編集部:第2版では、立項されませんでした。ちなみに、「ウインドクラスト」の語釈は「(英}wind crust )雪の表面が風の影響で堅く変質したもの。硬雪(こうせつ)。クラスト」となっています。

著書・作品名:「科学の言葉の不足」―粉雪の物理―

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1936年3月1日

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:76ページ上段19行目、77ページ上段10行目〔『科學知識』、昭和十一年三月一日発行〕

発行元:科學知識普及會