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かんのうきでんき【感応起電機】

読者カード 項目 2023年05月27日 公開

2022年05月07日 ubiAさん投稿

用例:其の實驗室にあつた有りふれた感應起電機を廻してパチパチ長い火花を飛ばせながら、
『指導者としての寺田先生』 1936年3月1日 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕静電気を集めて高い電位を発生させる装置。起電機ともいう。電気を正と負とに分けて蓄えることで、高い電位をつくることができる。電気盆はもっとも簡単な装置である。〈以下略〉(日本大百科全書(ニッポニカ)「静電発電機」)

コメント:項目が載っていないようなので。日本大百科全書(ニッポニカ)「島津源蔵」)の語釈に「感応起電機(静電発電機)」とあるので、「静電発電機」のことでしょうか。初出「思想」(昭和十一年(一九三六)三月一日発行)と「中谷宇吉郎集第一巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:第2版で、立項されませんでした。

著書・作品名:指導者としての寺田先生

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1936年3月1日

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:266ページ本文4行目〔中谷宇吉郎『冬の華』、1938年9月10日第1刷発行、1993年10月7日第8刷発行〕

発行元:岩波書店