日国友の会

ようげんせいファージ【溶原性ー】

読者カード 項目 2023年08月01日 公開

2022年08月06日 ubiAさん投稿

用例:つまり、ファージは宿主細胞と同調して増殖する場合と菌体内で増殖してこれを破壊してしまう場合とがある。この二つの増殖様式をとることができるファージを溶原性ファージとよび、これに対してつねに菌体内で増殖してこれを破壊してしまうファージを毒性ファージとよんでいる。〔5 プラスミドとファージ〕
『遺伝子工学とバイオテクノロジー』 1982年 山口彦之
語釈:〔名〕通常は感染力のない状態で細菌内に含まれていたプロファージから、条件によって誘発・生成されるバクテリオファージ。テンペレートファージともいう。〈以下略〉(cf.旺文社 生物事典「溶原性ファージ」)

コメント:項目が載っていないようなので。

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:遺伝子工学とバイオテクノロジー

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1982年

著者・作者:山口彦之

掲載ページなど:72ページ本文5行目〔山口彦之『遺伝子工学とバイオテクノロジー』、1982年12月25日第1刷発行 1984年2月15日第2刷発行〕

発行元:啓学出版