ルーレット
読者カード 用例 2022年09月10日 公開
用例: | 紐育ヘラルドの歐洲電報に、露國革命黨の首領神父ガボンが、夫の有名なるモナコ王國のモンテカルロでグランド、サイリルといふ貴族とルーレツトてふ大賭博をやつた、 |
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『The Yamato Shimbun [やまと新聞(第壹千壹百十六號)]』 1906年2月12日 | |
語釈: | 〔名〕(フランス roulette)賭博(とばく)場などで行なわれる賭博の一つ。0から36までの数字のついた三七等分された目盛り(さらに00の目があり三八等分されたものもある)のある回転盤を回転させ、そこへ小さな球を投げ入れて、盤が止まった時、小球がどの目にはいるかで賭ける。 |
コメント:遡ります。なお文中の「ルーレツトてふ」は原文のままです。
編集部:2009年12月19日付けで、古書人さんに、『萬國新語大辞典』(1935)の例をご紹介いただいていますが、さらに、29年さかのぼることになります。
著書・作品名:The Yamato Shimbun [やまと新聞(第壹千壹百十六號)]
媒体形式:新聞・広報・官報
刊行年(月日):1906年2月12日
著者・作者:
掲載ページなど:1頁4段目 茶話
発行元:[Hoover Institution Archives] やまと新聞社