ティーエムブイ【TMV】
読者カード 項目 2023年09月19日 公開
用例: | およそウイルスのなかで、タバコモザイクウイルス(以下TMVと略す)ほどその研究が深く掘り下げられたウイルスはない。(184ペー本文3行目、)TMVは、ウイルスのうちで一番早く(一九三八年)電子顕微鏡下にとらえられたウイルスである。(184ペー本文11行目)〔13 生命の秘密を電子顕微鏡でさぐる〕 |
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『電子顕微鏡の世界』 1965年 東 昇 | |
語釈: | 〔名〕(英 tobaco mosaic virusの略)「タバコモザイクウイルス」に同じ。 |
コメント:項目が載っていないようなので。デジタル大辞泉には「TMV」が立項されており、「《tobacco mosaic virus》タバコモザイクウイルス。」となっています。
編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「タバコモザイクウイルス」の語釈は「タバコの葉にモザイク病をおこすウイルス。一九三五年、スタンリーによって精製、結晶化され、分析の結果、核蛋白質であることが判明。この研究は生化学の発展に大きく貢献した」となっています。
著書・作品名:電子顕微鏡の世界
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1965年
著者・作者:東 昇
掲載ページなど:184ペー本文3行目、184ペー本文11行目〔東昇『電子顕微鏡の世界』、1965年8月20日 第1刷発行 1968年4月20日 第4刷発行〕
発行元:岩波書店