日国友の会

デオキシリボかくさんぶんかいこうそ【ー核酸分解酵素】

読者カード 項目 2023年09月19日 公開

2022年08月27日 ubiAさん投稿

用例:TMVは化学的には、リボ核酸(RNA)とタンパク質とからできているが、棒の軸に位置するむきだしのしんは、タンパク質分解酵素、デオキシリボ核酸(DNA)分解酵素などの作用をうけないが、RNA分解酵素で溶ける。これでしんがRNAからできていることがわかる。〔13 生命の秘密を電子顕微鏡でさぐる〕
『電子顕微鏡の世界』 1965年 東 昇
語釈:〔名〕デオキシリボ核酸(DNA)を加水分解してヌクレオチドにする酵素の総称。DNアーゼ。(デジタル大辞泉「デオキシリボヌクレアーゼ」)

コメント:項目が載っていないようなので。第二版には「ヌクレアーゼ」は立項されており、語釈「核酸分解酵素。核酸を基質とし、ヌクレオチドへの加水分解反応を触媒する酵素の総称。リボヌクレアーゼ、デオキシリボヌクレアーゼなど。」の「デオキシリボヌクレアーゼ」としても項目がないようです。デジタル大辞泉には、「デオキシリボヌクレアーゼ」はあります。旺文社 生物事典には「DNA分解酵素」があり、「⇒デオキシリボヌクレアーゼ」となっています。

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:電子顕微鏡の世界

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1965年

著者・作者:東 昇

掲載ページなど:185ペー本文5行目〔東昇『電子顕微鏡の世界』、1965年8月20日 第1刷発行 1968年4月20日 第4刷発行〕

発行元:岩波書店