日国友の会

じっかん【実感】

読者カード 用例 2024年02月12日 公開

2022年12月31日 ubiAさん投稿

用例:二百五十六平方粁といつても、あまり實感は出ないが、
『雪は資源である』 1952年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(2)(─する)実際に接しているように感じること。現実のものとして感じること。

コメント:第二版の用例(1967)よりさかのぼります。初出「『国立公園』第二十九号」(昭和二十七(一九五二)年四月一日発行)と「中谷宇吉郎集第五巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:第2版では、宮沢俊義『憲法講話』(1967)の例が添えられていますが、さらに、15年さかのぼります。

著書・作品名:雪は資源である

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1952年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:276ページ本文8行目〔『イグアノドンの唄』、昭和二十七年十二月二十日 發行〕

発行元:文藝春秋新社