アルファりゅうし【ー粒子】
読者カード 用例 2024年03月16日 公開
用例: | そしてラサフォード卿のα(アルフア)粒子による原子崩壞の |
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『湯川秀樹さんのこと』 1950年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕ヘリウムの原子核。ヘリウムイオン。二個の陽子、二個の中性子から成り、プラス二の電荷を帯びる。→アルファ線・アルファ崩壊。 |
コメント:多数の投稿例より新しいですが、「α」にルビ「アルファ」がついた例がないようなので。初出「『文藝春秋』第二十八巻第一号」(昭和二十五(一九五〇)年一月一日発行)と「中谷宇吉郎集第六巻(岩波書店)後記」にあります。
編集部:「α」に読みのついた例はご紹介いただいた例が初めてですね。
著書・作品名:湯川秀樹さんのこと
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1950年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:16ページ本文10行目〔『花水木』、昭和二十五年七月十五日 初版發行 昭和二十五年十月二十日 四版發行〕
発行元:文藝春秋新社