すいかい【水界】
読者カード 語釈 2024年03月16日 公開
用例: | 今日の地球上で、人間の生活と縁が近いようで、その実いちばんかけはなれた世界は、水中の世界、すなわち水界である。虫も鳥も獣も人間も、空気中に住んでいる以上、それらは気界の生物である。〔1〕 |
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『水中の世界』 1951年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕水中の世界。 |
コメント:この語釈では載っていないようなので。(1)かもしれませんが、とりあえず別語釈で。初出「読売新聞」(昭和二十六(一九五一)年八月二十日付)と「中谷宇吉郎集第六巻(岩波書店)後記」にあります。
編集部:第2版の(1)の語釈は「地球上の表面の水によって占められている部分。水圏(すいけん)」となっています。
著書・作品名:水中の世界
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:132ページ本文2行目〔『黒い月の世界』、昭和三十三年七月五日発行〕
発行元:東京創元社