日国友の会



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すいかい【水界】

読者カード 語釈 2024年03月16日 公開

2023年02月02日 ubiAさん投稿

用例:今日の地球上で、人間の生活と縁が近いようで、その実いちばんかけはなれた世界は、水中の世界、すなわち水界である。虫も鳥も獣も人間も、空気中に住んでいる以上、それらは気界の生物である。〔1〕
『水中の世界』 1951年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕水中の世界。

コメント:この語釈では載っていないようなので。(1)かもしれませんが、とりあえず別語釈で。初出「読売新聞」(昭和二十六(一九五一)年八月二十日付)と「中谷宇吉郎集第六巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:第2版の(1)の語釈は「地球上の表面の水によって占められている部分。水圏(すいけん)」となっています。

著書・作品名:水中の世界

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:132ページ本文2行目〔『黒い月の世界』、昭和三十三年七月五日発行〕

発行元:東京創元社