まいさか【舞坂】
読者カード 用例 2024年03月20日 公開
用例: | 濱名湖不時着だの、舞坂沖漂流だのといふ不確實情報がはいつて來て、 |
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『『もく星』號の謎』 1952年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 静岡県南西部の地名。浜名湖湖口の東岸にある。江戸時代、対岸の新居宿への渡船場があり、東海道五十三次の浜松と新居との間の宿駅として栄えた。スッポン・ウナギなどの養殖がさかん。弁天島がある。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1858)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。表記は「舞坂」となっている例です。初出「『文藝春秋』第三十巻第八号」(昭和二十七(一九五二)年七月一日発行)と「中谷宇吉郎集第六巻(岩波書店)後記」にあります。
編集部:2010年10月13日付けで、『都日記』(1858)から「舞阪」の例を、2020年4月16日付けで、『諸国案内旅雀(一)』(1701)から「まい坂」の例を、それぞれ古書人さんにご紹介いただいています。
著書・作品名:『もく星』號の謎
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1952年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:200ページ本文2行目〔『イグアノドンの唄』、昭和二十七年十二月二十日 發行〕
発行元:文藝春秋新社