しぜんし【自然史】
読者カード 用例 2024年03月24日 公開
用例: | 野生の動物と昆虫との間を循環していたウイルスが、一度―たった一度でもよいわけである―機会をえてヒトの生活圏に出現すると、そこから新らしい自然史がはじまることは、ありそうな話である。〔第六章・2〕 |
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『ウイルスの世界』 1965年 川喜田愛郎 | |
語釈: | 〔名〕(1)人類が登場する以前の自然の発展や、人間以外の自然界の発展の経過及びその記述。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1903)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:2013年11月4日付けで、古書人さんに、阪本健一『外国地名人名辞典 全』(1903)の例をご紹介いただいていますね。
著書・作品名:ウイルスの世界
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1965年
著者・作者:川喜田愛郎
掲載ページなど:147ページ本文10行目〔『ウイルスの世界』、岩波新書(青版)558 1965年5月20日 第1刷発行、1980年10月20日 第15刷発行〕
発行元:岩波書店