ベンツピレン
読者カード 用例 2024年03月29日 公開
用例: | 1・2・5・6ジベンツアントラセン、3・4ベンツピレンをはじめとして多数の多環炭化水素に実験的に強い発癌作用のあることが次々と証明された〔第八章・3〕 |
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『ウイルスの世界』 1965年 川喜田愛郎 | |
語釈: | 〔名〕(ドイツ Benzpyren)「ベンゾピレン」に同じ。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1962)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:2004年8月30日付で、末広鉄男さんに、庄司光『環境の衛生学』(1962)の例をご紹介いただいていますね。ちてみに、「ベンゾピレン」の語釈は「(英 benzopyrene)食品の加熱による焦げた部分やその煙の中、タール、自動車の排気ガスなどに含まれる芳香族多環炭化水素。淡黄の結晶。発癌性がある。化学式C20H12 ベンツピレン」となっています。
著書・作品名:ウイルスの世界
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1965年
著者・作者:川喜田愛郎
掲載ページなど:193ページ行目本文1行目〔『ウイルスの世界』、岩波新書(青版)558 1965年5月20日 第1刷発行、1980年10月20日 第15刷発行〕
発行元:岩波書店