日国友の会

だせんせんしょくたい【唾腺染色体】

読者カード 項目 2024年04月01日 公開

2023年02月16日 ubiAさん投稿

用例:ショウジョウバエでは、ある突然変異がおこると、唾腺染色体上の横縞の部分(真正クロマチン)が失われたり(遺伝学用語では欠失という)、あるいは逆に増加したり(重複という)、することが細胞化学的な方法で明らかにされていたが、Casperssonらはこの真正クロマチンの部分にはDNAとヒストンというタンパク質が多いこと(図1A)、
『分子生物学』 1963年 編集者代表 小谷正雄
語釈:〔名〕カ・ハエなどの双翅目(ハエ目)の幼虫のだ腺細胞で、間期の核に見られる巨大な染色体。唾液腺染色体ともいう。〈略〉だ腺は体細胞であるのに、この染色体は相同染色体が対合して二価染色体を形成し、半数(n)となっている。〈以下略〉(旺文社 生物事典「唾腺染色体」)

コメント:項目が載っていないようなので。

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:分子生物学

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1963年

著者・作者:編集者代表 小谷正雄

掲載ページなど:14ページ18行目〔『分子生物学』、昭和38年4月25日初版発行 昭和38年6月15日再版発行〕

発行元:朝倉書店