けっしつ【欠失】
読者カード 語釈 2024年04月02日 公開
用例: | ショウジョウバエでは、ある突然変異がおこると、唾腺染色体上の横縞の部分(真正クロマチン)が失われたり(遺伝学用語では欠失という)、あるいは逆に増加したり(重複という)、することが細胞化学的な方法で明らかにされていたが、Casperssonらはこの真正クロマチンの部分にはDNAとヒストンというタンパク質が多いこと(図1A)、〔第1編・遺伝子の構造〈尾辻望・吉川秀男〉〕 |
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『分子生物学』 1963年 編集者代表 小谷正雄 | |
語釈: | 〔名〕生物で、染色体やDNAの一部が切断されて消失すること。突然変異の原因となる。(デジタル大辞泉「欠失3」) |
コメント:この語釈では載っていないようなので。
編集部:第2版では、この意味への言及はありませんね。
著書・作品名:分子生物学
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1963年
著者・作者:編集者代表 小谷正雄
掲載ページなど:14ページ22行目〔『分子生物学』、昭和38年4月25日初版発行 昭和38年6月15日再版発行〕
発行元:朝倉書店