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せんしょくし【染色糸】

読者カード 用例 2024年04月11日 公開

2023年03月04日 ubiAさん投稿

用例:染色体を固定しないなまのままで観察したとき、あるいは温水、アンモニア、希カセイソーダなどで固定したとき、染色体の長軸にそって染色糸(chromonema)と呼ばれるラセン状の繊維の走っているのがみられる。〔第1編・1・3・2〈尾辻望・吉川秀男〉〕
『分子生物学』 1963年 編集者代表 小谷正雄
語釈:〔名〕細胞の核内にあって塩基性色素によく染まる糸状物。デオキシリボ核酸とヒストンその他の蛋白質を主成分とする。細胞分裂が始まると、まわりに基質がついて染色体となる。核糸。

コメント:第二版には用例が載っていないので。

編集部:2022年8月21日付けで、東昇『電子顕微鏡の世界』(1965)の例をご紹介いただいていますが、さらに、2年さかのぼります。

著書・作品名:分子生物学

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1963年

著者・作者:編集者代表 小谷正雄

掲載ページなど:40ページ8行目〔『分子生物学』、昭和38年4月25日初版発行 昭和38年6月15日再版発行〕

発行元:朝倉書店