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ふくせい【複製】

読者カード 語釈 2024年04月13日 公開

2023年03月04日 ubiAさん投稿

用例:こうして24本の染色体をもつ細胞(染色体は1回複製している)の中で、一対の姉妹染色分体(sister chromatid)のうち一方だけが標識されていること、〔第1編・1・3・2〈尾辻望・吉川秀男〉〕
『分子生物学』 1963年 編集者代表 小谷正雄
語釈:〔名〕もとの二本鎖DNAとまったく同じ二本鎖DNAがつくられる過程。二本鎖をほぐすタンパク質など多数の因子が関与するが、DNAを鋳型としてDNAを合成するDNAポリメラーゼが中心的役割を果たす。細胞分裂のたびにゲノムDNAが複製される。〈略〉(デジタル化学辞典(第2版)「複製【I】」)

コメント:この語釈では載っていないようなので。デジタル大辞泉「複製」にも、この語釈が載っていないようで、ちなみに第二版の「転写」にはDNAの転写の意味が載っていませんが、デジタル大辞泉「転写」にはDNAの転写の意味が載っています。

編集部:第2版では、この意味には言及されていませんね。

著書・作品名:分子生物学

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1963年

著者・作者:編集者代表 小谷正雄

掲載ページなど:41ページ12行目〔『分子生物学』、昭和38年4月25日初版発行 昭和38年6月15日再版発行〕

発行元:朝倉書店