プライマー
読者カード 項目 2024年04月14日 公開
用例: | 重合化のプライマーとしてDNAの存在を必要とするところに生物学的な意味がある。〔第1節・2・1・1〈斎藤日向・池田庸之助〉〕(58ページ7行目)新生したDNAがプライマーとして加えたDNAをテンプレートとする複製とみなされる点である。〔第1節・2・1・1〈斎藤日向・池田庸之助〉〕(58ページ13行目) |
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『分子生物学』 1963年 編集者代表 小谷正雄 | |
語釈: | 〔名〕(英 primer)DNAの合成・複製に必要な核酸の断片。鋳型となるDNAとプライマーが相補的に結合した後、DNAポリメラーゼの作用によって、プライマーの一方の端を起点として、鋳型DNAと相補的な塩基配列を持つ新しいDNA鎖が伸長していく。(デジタル大辞泉「プライマー2」) |
コメント:項目が載っていないようなので。
編集部:2008年8月19日付けで、古書人さんに、北村敬(訳)『医学ウィルス学』(1987)の例をご紹介いただいていますが、さらに、24年さかのぼります。
著書・作品名:分子生物学
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1963年
著者・作者:編集者代表 小谷正雄
掲載ページなど:58ページ7行目、58ページ13行目〔『分子生物学』、昭和38年4月25日初版発行 昭和38年6月15日再版発行〕
発行元:朝倉書店