しゃべる【喋(饒舌)】
読者カード 用例 2024年04月17日 公開
用例: | 饒舌(シャベ)る。何處(どこ)。かういふのは可成入れたし。 |
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『林原(當時岡田)耕三宛夏目漱石書簡-大正元年(1912)十一月五日』 1912年 夏目漱石 | |
語釈: | 〔他ラ五(四)〕(1)口に出して話す。言う。また、さかんに話す。 |
コメント:「しゃべる」の漢字表記欄は【喋】となっていて、用例にも「饒舌」の表記はなく、「おしゃべり」は、【御喋・御饒舌】となっていますが、こちらの用例にも「饒舌」の表記の例がないので。
編集部:第2版では、「しゃべる」に「饒舌」を当てた例がないですね。
著書・作品名:林原(當時岡田)耕三宛夏目漱石書簡-大正元年(1912)十一月五日
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1912年
著者・作者:夏目漱石
掲載ページなど:197ページ12行目〔『漱石全集 第十五卷 續書簡集』、昭和四十二年二月十八日 第一刷發行 昭和五十一年二月九日 第二刷發行〕
発行元:岩波書店