きさ【機作】
読者カード 項目 2024年04月17日 公開
用例: | Sister chromatidの交換の機作としては (a) (b) (c) の3通りが考えられる。〔第1編・2・1・4 〈斎藤日向・池田庸之助〉〕 |
---|---|
『分子生物学』 1963年 編集者代表 小谷正雄 | |
語釈: | 〔名〕しくみ。機構。メカニズム。(デジタル大辞泉「機作(きさ)」) |
コメント:投稿例(1965)よりもさかのぼります。投稿例(1965)では読みが「きさく」で投稿されていますが、デジタル大辞泉、大辞林第四版では「きさ」となっています。いずれの用例も読みがわかる例ではないですが。
編集部:化学の術語として「きさ」と読むようですね。2010年7月7日付けで、ぽんちさんに、吉本隆明『言語にとって美とはなにかII』(1965)から「機作」の例をご紹介いただいていますが、さらに、2年さかのぼります。
著書・作品名:分子生物学
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1963年
著者・作者:編集者代表 小谷正雄
掲載ページなど:63ページ9行目〔『分子生物学』、昭和38年4月25日初版発行 昭和38年6月15日再版発行〕
発行元:朝倉書店