日国友の会



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いえき【胃液】

読者カード 用例 2024年04月22日 公開

2023年03月20日 ubiAさん投稿

用例:今は消化試驗やら胃液の試驗やらをやつてゐる。
『林原(當時岡田)耕三宛夏目漱石書簡-明治四十三年(1910)七月二十九日』 1910年7月29日 夏目漱石
語釈:〔名〕胃の内壁にある胃腺から分泌される消化液。塩酸や消化酵素のペプシンなどが主成分。タンパク質を分解してペプトンにかえるほか、食物の殺菌も行なう。

コメント:第二版に載っている辞書類(1872)よりも新しいですが、文例の投稿例(1920)よりもさかのぼるので。

編集部:2020年9月21日付けで、『寺田寅彦日記』1920年6月16日付け記事の例をご紹介いただいていますが、さらに、10年さかのぼります。

著書・作品名:林原(當時岡田)耕三宛夏目漱石書簡-明治四十三年(1910)七月二十九日

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1910年7月29日

著者・作者:夏目漱石

掲載ページなど:841ページ4行目〔『漱石全集 第十四卷 書簡集』、昭和四十一年十二月二十四日 第一刷發行 昭和五十一年一月九日 第二刷發行〕

発行元:岩波書店