きょうほ【競歩】
読者カード 用例 2024年04月26日 公開
用例: | 二萬メートル競步のスタートと、(358ページ本文4行目)競步ははじめて見たが、これはいかにもユーモラスでおもしろい競技であり、(358ページ本文9行目) |
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『空間の壁拔け男―陸上競技』 1964年 三島由紀夫 | |
語釈: | 〔名〕歩く速さをきそうこと。特に、陸上競技の一種で、一方の足が、つねに地面から離れないようにして、できるかぎり速く歩くことをきそう競技。ウォーキングレース。 |
コメント:第二版に載っている辞書類(1932)以外の文例(1971)よりもさかのぼるので。文末に「<初出>毎日新聞・昭和三十九年十月十六日」とあります。
編集部:第2版では、藤村作・千葉勉『現代語大辞典』(1932)の例が早いのですが、文章例としては李恢成『半チョッパリ』(1971)の例よりも7年さかのぼります。
著書・作品名:空間の壁拔け男―陸上競技
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1964年
著者・作者:三島由紀夫
掲載ページなど:358ページ本文4行目、358ページ本文9行目〔『三島由紀夫全集 第三十一卷』、昭和五十年十一月二十五日発行 昭和五十五年七月二十日三刷〕
発行元:新潮社