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なんきょういく【軟教育】

読者カード 用例 2024年04月29日 公開

2023年03月26日 ubiAさん投稿

用例:かういふふうな思ひ出から、一體硬敎育は自分にプラスになつたかどうかといふ結論を出すのはむつかしい。もう一つの「軟敎育」といふものがそもそも存在しなかつたのだから、比較のしやうがないのである。
『生徒を心服させるだけの腕力を―スパルタ敎育のおすすめ』 1964年 三島由紀夫
語釈:〔名〕児童の恣意をあえて正そうとしない教育の方法。硬教育に対するものとして用いられる。

コメント:第二版では辞書類(1931)のみで、文例が載っていないので。文末に「<初出>文芸朝日・昭和三十九年七月」とあります。

編集部:第2版では、『現代術語辞典』(1931)の例が添えられていますね。

著書・作品名:生徒を心服させるだけの腕力を―スパルタ敎育のおすすめ

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1964年

著者・作者:三島由紀夫

掲載ページなど:286ページ本文15行目〔『三島由紀夫全集 第三十一卷』、昭和五十年十一月二十五日発行 昭和五十五年七月二十日三刷〕

発行元:新潮社