こういしょう【後遺症】
読者カード 用例 2024年04月29日 公開
用例: | これは多分、文明開化の病狀の一つといふか、明治の文明開化の後遺症みたいなものだと思はれる。 |
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『お茶漬ナショナリズム 文明開化の後遺症』 1966年 三島由紀夫 | |
語釈: | 〔名〕(2)比喩的に、大きな事件や出来事などの、あとへ尾をひく影響。 |
コメント:第二版の用例(1966)と同じ年ですが、一例しかないので、とりあえず。文末に「<初出>文藝春秋・昭和四十一年四月」とあります。
編集部:第2版では、五木寛之『蒼ざめた馬を見よ』(1966)の例が添えられています。
著書・作品名:お茶漬ナショナリズム 文明開化の後遺症
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1966年
著者・作者:三島由紀夫
掲載ページなど:287ページ本文8行目〔『三島由紀夫全集 第三十二卷』、昭和五十年十二月二十五日発行〕
発行元:新潮社