じりょくせん【磁力線】
読者カード 用例 2023年05月13日 公開
用例: | 磁力線の存在する所は磁力の作用を受くるものにして此の範囲を磁界と称す〔第一編・直流及交流・第一章・定義及法則〕 |
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『電灯及電気鉄道』 1905年10月11日 若目田利助 | |
語釈: | 〔名〕磁石のN極に働く力の方向を連ねた線。その各点における接線の方向が磁界の方向に一致する。磁石の上においた紙に砂鉄をまき、軽くたたくと、その形を見ることができる。指力線。 |
コメント:辞書以外の用例としてさかのぼります
編集部:2019年9月2日付けで、古書人さんに、関口定伸『常識電気学』(1919)の例をご紹介いただいていますが、さらに、14年さかのぼります。
著書・作品名:電灯及電気鉄道
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1905年10月11日
著者・作者:若目田利助
掲載ページなど:22ページ後ろから2行目
発行元:博文館