テータテート
読者カード 用例 2024年05月03日 公開
用例: | しかし、テート・ア・テートで話したのは、ほんの何度かで大抵は、会合の席上などで洒落たジョークを飛ばしたり、 |
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『三島由紀夫の思い出』 1975年 円地文子 | |
語釈: | 〔名〕(フランス tête-à-tête )《テタテート》(1)さし向かうこと。対談。 |
コメント:第二版には用例が載っていないので。表記が異なる例です。(2)かとも思いますが、「唯どういうわけか三島さんに対しては男性を感じたことがなかった。女性的だというのでもない。つまり、中性というのか、性の無い人の感じを受け取っていた。」とあるので、とりあえず、(1)で。デジタル大辞泉「テータテート」は、「二人だけの差し向かい。」となっています。
編集部:第2版では、このブランチに用例を添えることができませんでした。
著書・作品名:三島由紀夫の思い出
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1975年
著者・作者:円地文子
掲載ページなど:2ページ本文下段10行目〔『三島由紀夫全集 第二十五卷』、昭和五十年五月二十五日発行 付録No.25 1975年5月〕
発行元:新潮社