日国友の会



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いひひ

読者カード 用例 2024年04月30日 公開

2023年03月29日 ubiAさん投稿

用例:婆あは、イヒヒヒといふ笑ひ方をして、上目づかひに私を見つめてうなづいた。(404ページ本文19行目)いはゆる惡運が强い人だ。イヒヒ(405ページ本文7行目)
『夜の占』 1951年 三島由紀夫
語釈:〔感動〕ごまかし、気まずさ、恥じらい、いやらしさなどを含んで笑う声。

コメント:第二版の用例(1809~13)より新しいですが、一例しかないので、とりあえず。文末に「<初出>婦人公論・昭和二十六年一月」とあります。

編集部:第2版では、滑稽本『浮世風呂』(1809-13)の例が引かれていますね。

著書・作品名:夜の占

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:三島由紀夫

掲載ページなど:404ページ本文19行目、405ページ本文7行目〔『三島由紀夫全集 第二十五卷』、昭和五十年五月二十五日発行〕

発行元:新潮社