あやつりさんば【操三番】
読者カード 用例 2024年05月07日 公開
用例: | 猿之助が操三番をやつてゐる。 |
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『退屈な新年―新春雜記』 1954年 三島由紀夫 | |
語釈: | 歌舞伎所作事。長唄。嘉永六年(一八五三)、前年大坂で行なわれたものを、篠田瑳助が歌詞を改め、四世杵屋彌十郎と坂東定次郎が合同で作曲して、江戸河原崎座で初演。本名題「柳糸引御摂(やなぎのいとひくやごひいき)」。翁(おきな)、千歳(せんざい)をゼンマイ人形の所作で、三番叟(さんばそう)を糸操りの所作で踊るもの。のちに翁、千歳は人間の所作になった。操三番叟。 |
コメント:第二版には用例が載っていないので。文末に「<初出>新潮・昭和二十九年三月」とあります。
編集部:第2版では、用例が添えられていませんね。
著書・作品名:退屈な新年―新春雜記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1954年
著者・作者:三島由紀夫
掲載ページなど:368ページ本文6行目〔『三島由紀夫全集 第二十六卷』、昭和五十年六月二十五日発行〕
発行元:新潮社