くらかず【鞍数】
読者カード 用例 2024年05月07日 公開
用例: | クラブに入つてたびたび乘りもしたが、鞍數を重ねても、臆病はなおらず |
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『馬―わが動物記』 1954年 三島由紀夫 | |
語釈: | 〔名〕馬に乗った回数。特に、同じ馬に乗った度数。 |
コメント:第二版の用例(1609頃)より新しいですが、一例しかなく、近代の例がないので、とりあえず。文末に「<初出>毎日新聞・昭和二十九年四月十一日」とあります。
編集部:第2版では、『小笠原入道宗賢記』(1609頃)の例が添えられているのみですね。
著書・作品名:馬―わが動物記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1954年
著者・作者:三島由紀夫
掲載ページなど:379ページ本文12行目〔『三島由紀夫全集 第二十六卷』、昭和五十年六月二十五日発行〕
発行元:新潮社