日国友の会



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イロニック

読者カード 用例 2024年05月07日 公開

2023年04月06日 ubiAさん投稿

用例:伊藤整氏が、例のイロニックな調子で、
『武田泰淳氏の文學』 1954年 三島由紀夫
語釈:〔形動〕(フランス ironique)皮肉を含んでいるさま。皮肉っぽいさま。アイロニカル。

コメント:第二版の用例(1950)より新しく、(1955)の二例が載っていますが、いずれも同じ「山本健吉」の例なので、別の人の例として、とりあえず。文末に「<初出>昭和文学全集月報35・角川書店・昭和二十九年四月」とあります。

編集部:第2版では、山本健吉『『細雪』の褒貶』(1950)と山本健吉『古典と現代文学』(1955)からの例が添えられていますね。

著書・作品名:武田泰淳氏の文學

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1954年

著者・作者:三島由紀夫

掲載ページなど:383ページ本文5行目〔『三島由紀夫全集 第二十六卷』、昭和五十年六月二十五日発行〕

発行元:新潮社