イロニック
読者カード 用例 2024年05月07日 公開
用例: | 伊藤整氏が、例のイロニックな調子で、 |
---|---|
『武田泰淳氏の文學』 1954年 三島由紀夫 | |
語釈: | 〔形動〕(フランス ironique)皮肉を含んでいるさま。皮肉っぽいさま。アイロニカル。 |
コメント:第二版の用例(1950)より新しく、(1955)の二例が載っていますが、いずれも同じ「山本健吉」の例なので、別の人の例として、とりあえず。文末に「<初出>昭和文学全集月報35・角川書店・昭和二十九年四月」とあります。
編集部:第2版では、山本健吉『『細雪』の褒貶』(1950)と山本健吉『古典と現代文学』(1955)からの例が添えられていますね。
著書・作品名:武田泰淳氏の文學
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1954年
著者・作者:三島由紀夫
掲載ページなど:383ページ本文5行目〔『三島由紀夫全集 第二十六卷』、昭和五十年六月二十五日発行〕
発行元:新潮社