ニュートリノ
読者カード 用例 2024年05月15日 公開
用例: | 彼は二つのニウトリノを出したり吸ったりするメカニズムを考えているようです。 |
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『湯川秀樹宛朝永振一郎書簡-一九三五年二月七日』 1935年2月7日 朝永振一郎 | |
語釈: | 〔名〕(英 neutrino)「ちゅうせいびし(中性微子)」に同じ。 |
コメント:辞書類からの投稿例(1935)と同じ年ですが、文例の投稿例(1938)よりもさかのぼるので。
編集部:2004年5月23日付けで、古書人さんに、石原純『自然科学的世界像』(1938)の例をご紹介いただいていますが、3年さかのぼります。2005年9月17日付けでは、末広鉄男さんに、石原純『理化学辞典』(1935)の例をご紹介いただいていますね。ちなみに、「中性微子」の語釈は「電気的に中性で、質量はゼロ、スピン二分の一の素粒子。強い相互作用をもたず、電子・μ(ミュー)粒子・τ(タウ)粒子と対になって作用する。記号ν(ニュー)。ニュートリノ」となっています。
著書・作品名:湯川秀樹宛朝永振一郎書簡-一九三五年二月七日
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1935年2月7日
著者・作者:朝永振一郎
掲載ページなど:205ページ本文11行目〔『朝永振一郎著作集 別巻2 日記・書簡』、1985年7月8日 発行〕
発行元:みすず書房