コヒーレント
読者カード 用例 2024年05月15日 公開
用例: | 例えば核にγをあてたとき、コヒレントな散乱がわり方多く、粘性が多ければ核はすぐ熱せられるからコヒレントなのより黒体輻射に似て、色々なγが出てくるだろうなどということです。 |
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『湯川秀樹・坂田昌一宛朝永振一郎書簡-一九三八年』 1938年 朝永振一郎 | |
語釈: | 〔名〕(形動)(英 coherent)物理で、二つの波が干渉し合うことのできる性質を表わす語。レーザーの放射する光などにみられるが、原子、分子から自然放射によって出る光は、光路差が約一契以内でないと、この性質はない。可干渉的。 |
コメント:投稿例(1939)よりもさかのぼります。
編集部:2005年9月8日付けで、末広鉄男さんに、石原純『理化学辞典(増補改訂版)』(1939)の例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼります。
著書・作品名:湯川秀樹・坂田昌一宛朝永振一郎書簡-一九三八年
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1938年
著者・作者:朝永振一郎
掲載ページなど:222ページ本文14、15行目〔『朝永振一郎著作集 別巻2 日記・書簡』、1985年7月8日 発行〕
発行元:みすず書房