日国友の会

こくたいふくしゃ【黒体輻射】

読者カード 用例 2024年05月15日 公開

2023年04月15日 ubiAさん投稿

用例:例えば核にγをあてたとき、コヒレントな散乱がわり方多く、粘性が多ければ核はすぐ熱せられるからコヒレントなのより黒体輻射に似て、色々なγが出てくるだろうなどということです。
『湯川秀樹・坂田昌一宛朝永振一郎書簡-一九三八年』 1938年 朝永振一郎
語釈:〔名〕黒体から放出される熱輻射。そのエネルギーや色を測定すれば黒体の温度を知ることができる。熱放射高温計、光高温計などは、これを利用している。

コメント:辞書類からの投稿例(1935)よりも新しいですが、文例がないので。

編集部:2005年9月15日付けで、末広鉄男さんに、石原純『理化学辞典』(1935)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:湯川秀樹・坂田昌一宛朝永振一郎書簡-一九三八年

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1938年

著者・作者:朝永振一郎

掲載ページなど:222ページ本文15行目〔『朝永振一郎著作集 別巻2 日記・書簡』、1985年7月8日 発行〕

発行元:みすず書房