日国友の会

スピン

読者カード 用例 2024年05月15日 公開

2023年04月15日 ubiAさん投稿

用例:この点は丁度スピンの古い理論に似ているということです。スピンはもともと古典力学のつかえない範囲であるが、古いスピン理論では電子がまわるというアンシャウリッヒな仮定である程度のことを言うことが出来たと言っています。
『湯川秀樹・坂田昌一・武谷三男宛朝永振一郎書簡-一九三八年五月三日』 1938年5月3日 朝永振一郎
語釈:〔名〕(英 spin)(7)電子または他の素粒子の自転運動に伴う角運動量のこと。その粒子固有の値をもつ。

コメント:投稿例(1938)と同じ年ですが、とりあえず。

編集部:2004年5月23日付けで、古書人さんに、石原純『自然科学的世界像』(1938)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:湯川秀樹・坂田昌一・武谷三男宛朝永振一郎書簡-一九三八年五月三日

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1938年5月3日

著者・作者:朝永振一郎

掲載ページなど:225ページ本文9、10行目〔『朝永振一郎著作集 別巻2 日記・書簡』、1985年7月8日 発行〕

発行元:みすず書房