日国友の会

せつどう【摂動】

読者カード 用例 2024年05月15日 公開

2023年04月15日 ubiAさん投稿

用例:ハイゼンベルグの考えではg2/hcを小さいとして摂動でやるのはとうていだめだというので
『仁科芳雄宛朝永振一郎書簡-一九三九年七月七日』 1939年7月7日 朝永振一郎
語釈:〔名〕惑星・小惑星などの運動がケプラーの法則からずれるようにはたらく力のこと。一般には、力学系における主要な力の作用によって生じる運動が他の副次的な力の影響によって攪乱(かくらん)されることをいう。

コメント:辞書類からの投稿例(1880)よりも新しいですが、文例がないので。

編集部:2006年4月28日付けで、nanyakayaさんに、矢田堀鴻『英華 学芸詞林』(1880)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:仁科芳雄宛朝永振一郎書簡-一九三九年七月七日

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1939年7月7日

著者・作者:朝永振一郎

掲載ページなど:238ページ本文7行目〔『朝永振一郎著作集 別巻2 日記・書簡』、1985年7月8日 発行〕

発行元:みすず書房