シージーエスたんい【CGS単位】
読者カード 項目 2024年05月19日 公開
用例: | 単位の基本的なものは、長さ、質量、時間の単位であって、それぞれセンチメートル(centimeter)、グラム(gram)、秒(second)を採っている。これをcgs単位といって、物理学では、何も断ってなければ、いつでも、このcgs単位と思ってよい。〔七〕 |
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『科学の方法』 1958年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕「シージーエスたんいけい(CGS単位系)」に同じ。 |
コメント:第二版には項目が載っておらず、投稿例(1909)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:2006年7月19日付けで、古書人さんに、『電気学会誌』(第254号、1909.09.30)の例をご紹介いただいています。ちなみに、「CGS単位系」の語釈は「(CGSは 英 centimeter-gram-second の略)長さの単位にセンチメートル、質量の単位にグラム、時間の単位に秒を採用し、他のすべての量の単位をこれらの量から導いて定めた単位の系」となっています。
著書・作品名:科学の方法
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1958年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:106ページ本文10行目〔『科学の方法』岩波新書(青版)313、昭和33年6月17日 第1刷発行〕
発行元:岩波書店