日国友の会

シージーエスたんい【CGS単位】

読者カード 項目 2024年05月19日 公開

2023年04月17日 ubiAさん投稿

用例:単位の基本的なものは、長さ、質量、時間の単位であって、それぞれセンチメートル(centimeter)、グラム(gram)、秒(second)を採っている。これをcgs単位といって、物理学では、何も断ってなければ、いつでも、このcgs単位と思ってよい。〔七〕
『科学の方法』 1958年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕「シージーエスたんいけい(CGS単位系)」に同じ。

コメント:第二版には項目が載っておらず、投稿例(1909)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2006年7月19日付けで、古書人さんに、『電気学会誌』(第254号、1909.09.30)の例をご紹介いただいています。ちなみに、「CGS単位系」の語釈は「(CGSは 英 centimeter-gram-second の略)長さの単位にセンチメートル、質量の単位にグラム、時間の単位に秒を採用し、他のすべての量の単位をこれらの量から導いて定めた単位の系」となっています。

著書・作品名:科学の方法

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1958年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:106ページ本文10行目〔『科学の方法』岩波新書(青版)313、昭和33年6月17日 第1刷発行〕

発行元:岩波書店