日国友の会

ねつうんどう【熱運動】

読者カード 用例 2024年05月19日 公開

2023年04月19日 ubiAさん投稿

用例:絶対零度に近くなると、分子の熱運動がほとんど零に近くなるので、〔九〕
『科学の方法』 1958年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕物質を構成する分子や原子の個々の不規則な運動。熱エネルギーの本質で、温度が高くなるほど激しく活発になる。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1959)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2005年6月30日付けで、末広鉄男さんに、吉川春寿『からだと食物』(1959)の例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼります。

著書・作品名:科学の方法

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1958年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:150ページ本文6行目〔『科学の方法』岩波新書(青版)313、昭和33年6月17日 第1刷発行〕

発行元:岩波書店