ひせき【飛跡】
読者カード 用例 2024年05月19日 公開
用例: | ウィルソンの霧函は、放射線の飛跡を眼に見えるようにしたもので、陽電子も中性子も、メソンも、みな霧函があってはじめて発見できたものである。〔九〕 |
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『科学の方法』 1958年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕帯電粒子が通過した跡。ウィルソンの霧箱・泡箱・原子力乾板などでα粒子や電子などの走った跡にできたイオンが水滴や気泡または感光した銀粒子の列として観測されるもの。 |
コメント:第二版には用例が載っていないので。
編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。
著書・作品名:科学の方法
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1958年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:155ページ本文11行目〔『科学の方法』岩波新書(青版)313、昭和33年6月17日 第1刷発行〕
発行元:岩波書店