メソン
読者カード 用例 2024年05月19日 公開
用例: | ウィルソンの霧函は、放射線の飛跡を眼に見えるようにしたもので、陽電子も中性子も、メソンも、みな霧函があってはじめて発見できたものである。〔九〕 |
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『科学の方法』 1958年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕(英 meson)「メソトロン」に同じ。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1947)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:2006年11月18日付けで、末広鉄男さんに、山屋太郎(訳)『原子力の将来』(1947)の例をご紹介いただいています。ちなみに、「メソトロン」の語釈は「(英 mesotron)物理学で、中間子をいう。メソン」となっています。
著書・作品名:科学の方法
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1958年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:155ページ本文11行目〔『科学の方法』岩波新書(青版)313、昭和33年6月17日 第1刷発行〕
発行元:岩波書店