日国友の会

メソン

読者カード 用例 2024年05月19日 公開

2023年04月20日 ubiAさん投稿

用例:ウィルソンの霧函は、放射線の飛跡を眼に見えるようにしたもので、陽電子も中性子も、メソンも、みな霧函があってはじめて発見できたものである。〔九〕
『科学の方法』 1958年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(英 meson)「メソトロン」に同じ。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1947)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2006年11月18日付けで、末広鉄男さんに、山屋太郎(訳)『原子力の将来』(1947)の例をご紹介いただいています。ちなみに、「メソトロン」の語釈は「(英 mesotron)物理学で、中間子をいう。メソン」となっています。

著書・作品名:科学の方法

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1958年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:155ページ本文11行目〔『科学の方法』岩波新書(青版)313、昭和33年6月17日 第1刷発行〕

発行元:岩波書店