日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

さめざめ【潸々】

読者カード 用例 2023年05月15日 公開

2023年04月21日 若桜木虔さん投稿

用例:お孝の彼を抉(えぐ)った手は、ここに唯天地一つ、白き蛇(くちなわ)のごとく美しく、葛木の腕に絡(まつわ)って、潸々(サメザメ)と泣く。〔振袖(六五)〕
『日本橋』 1914年 泉鏡花
語釈:〔副〕(多く「と」を伴って用いる)(1)しきりに涙を流して静かに泣くさまを表わす語。

コメント:

編集部:第2版では、当て字の例を添えることができませんでした。

著書・作品名:日本橋

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1914年

著者・作者:泉鏡花

掲載ページなど:288ページ10行目

発行元:千章館