日国友の会

ていじょうじょうたい【定常状態】

読者カード 用例 2024年05月20日 公開

2023年04月22日 ubiAさん投稿

用例:それで定常状態では、一系の放射能元素の存在量の割合がきまっていることになる。〔九〕
『科学の方法』 1958年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(2)量子力学で、系のエネルギーが一定値をもっている状態。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1935)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2008年7月17日付けで、末広鉄男さんに、石原純『理化学辞典』(1935)の例をご紹介いただいています。

著書・作品名:科学の方法

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1958年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:185ページ本文6行目〔『科学の方法』岩波新書(青版)313、昭和33年6月17日 第1刷発行〕

発行元:岩波書店