ガイガーかん【ー管】
読者カード 項目 2024年05月23日 公開
用例: | 一番よいのは、ガイガー計数管であって、これならどんな弱い放射線でも検出できそうである。それでガイガー管を使った研究が、約十篇発表されたが、〔九〕 |
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『科学の方法』 1958年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕「ガイガーミュラーけいすうかん(—計数管)」に同じ。 |
コメント:項目が載っていないようなので。
編集部:第2版では、立項されませんでした。ちなみに、「ガイガーミュラー計数管」の語釈は「(考案者H. Geiger およびW. Müller の名から)放射能測定装置で計数管の一種。金属円筒を陰極、その中心軸に張った針金を陽極とし、中にアルゴンやヘリウムなどのガスを封入して高電圧をかけたもの。放射線が入射すると両極間で放電が起こるので、その放電電流を増幅して測定する。おもにβ線、γ線測定に用いる。ガイガー計数管」となっていま。
著書・作品名:科学の方法
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1958年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:195ページ本文1行目〔『科学の方法』岩波新書(青版)313、昭和33年6月17日 第1刷発行〕
発行元:岩波書店