日国友の会

ヘラさいぼう【ー細胞】

読者カード 項目 2024年05月23日 公開

2023年04月23日 ubiAさん投稿

用例:L細胞とか、BHK細胞とかヘラ(ヒーラ)細胞とかいった名称〔I 細胞を育てる〕(5ページ本文9行目)試みに「ヘラ細胞」なる項目をみてみたところが、〔Ⅰ細胞を育てる〕(5ページ本文12行目)
『試験管のなかの生命』 1976年 岡田節人
語釈:〔名〕「ヒーラさいぼう(—細胞)」に同じ。

コメント:項目が載っていないようなので。「ヒーラ細胞」の語釈中に載っています。

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「ヒーラ細胞」の語釈は「(英 HeLa cell の訳語)一九五一年ヒトの子宮頸癌の組織から分離され、培養され続けている株細胞。ヒーラは細胞を提供した患者の名前にもとづく。現在、医学、生物学などの分野で研究材料として広く用いられている有用な細胞。ヘラ細胞」となっています。

著書・作品名:試験管のなかの生命

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1976年

著者・作者:岡田節人

掲載ページなど:5ページ本文9行目、5ページ本文12行目〔『試験管のなかの生命』岩波新書(青版)958、1976年3月30日 第1刷発行〕

発行元:岩波書店