日国友の会

ほいんしゃ【保因者】

読者カード 項目 2024年05月24日 公開

2023年04月25日 ubiAさん投稿

用例:いずれにせよ染色体の検査がある異常症の診断に、あるいは保因者の発見に非常な威力をもっていることはいうまでもない。〔Ⅱ試験管のなかの細胞と人間のくらし〕
『試験管のなかの生命』 1976年 岡田節人
語釈:〔名〕劣性遺伝病の原因となる遺伝子を持っているが、発症していない人。また、ウイルスなどに感染していても症状が現れていない人(無症候性キャリア)をいう。(デジタル大辞泉「保因者」)

コメント:投稿例(1990)よりもさかのぼります。

編集部:2017年3月19日付けで、古書人さんに、渡辺格(監修)『バイオテクノロジー用語小事典』(1990)の例をご紹介いただいていますが、さらに、14年さかのぼります。

著書・作品名:試験管のなかの生命

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1976年

著者・作者:岡田節人

掲載ページなど:岩波新書(青版)958 42ページ本文9行目〔『試験管のなかの生命』、1976年3月30日 第1刷発行〕

発行元:岩波書店