日国友の会

けんてきばいよう【懸滴培養】

読者カード 用例 2024年05月27日 公開

2023年04月27日 ubiAさん投稿

用例:凹みのあるスライドグラスの上にのっけたカバーグラスの上(厳密には下)で、生きた組織を培養するけん滴培養という様式である。〔Ⅲ培養の方法を語る〕
『試験管のなかの生命』 1976年 岡田節人
語釈:〔名〕一個の微生物を一滴の培養液に採り、それを種として増殖させる培養方法。ふつう懸滴装置を設けた顕微鏡で観察しながら培養する方法をいう。

コメント:第二版には用例が載っておらず、辞書類からの投稿例(1937)よりも新しいですが、文例がないので。

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。

著書・作品名:試験管のなかの生命

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1976年

著者・作者:岡田節人

掲載ページなど:85ページ本文4行目〔『試験管のなかの生命』岩波新書(青版)958、1976年3月30日 第1刷発行〕 

発行元:岩波書店