カルス
読者カード 用例 2024年06月01日 公開
用例: | いまでは未分化でよく増える植物の細胞からなる、がんのようなこぶをカルスという術語でよぶ。〔Ⅴ細胞から個体を製造する〕 |
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『試験管のなかの生命』 1976年 岡田節人 | |
語釈: | 〔名〕(英 callus)(1)植物体に傷を与えたとき、切り口の細胞が分裂能力をとりもどし、切り口をふさぎ肥大する組織をいう。癒傷(ゆしょう)ホルモンによって形成される。癒傷組織。仮皮。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、辞書類からの投稿例(1937)よりも新しいですが、文例がないので。
編集部:2009年10月31日付けで、古書人さんに、拓殖・谷田・永野『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいていますね。(5月28日付けの公開時に語釈を取り違えていたので訂正いたしました)
著書・作品名:試験管のなかの生命
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1976年
著者・作者:岡田節人
掲載ページなど:130ページ本文2行目〔『試験管のなかの生命』岩波新書(青版)958、1976年3月30日 第1刷発行〕
発行元:岩波書店