日国友の会

サイエンスフィクション

読者カード 用例 2024年06月01日 公開

2023年05月02日 ubiAさん投稿

用例:クローン生物についての研究の結果は、安易に解釈するとサイエンス・フィクションとなりがちです。〔Ⅶ「人工細胞」を作りだす・五〕
『試験管のなかの生命』 1976年 岡田節人
語釈:〔名〕(英 science fiction)「エスエフ(SF)」に同じ。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1956)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2008年6月5日付けで、nanyakayaさんに、石川信夫(訳)『『人形つかい』あとがき』(1956)の例をご紹介いただいていますね。ちなみに、「SF」の語釈は「(英 science fiction の略)科学的知識をもとにした、空想的な筋立ての小説。フランスの大衆作家ベルヌ(一八二八~一九〇五)に始まり、アメリカで普及し、文学上の一分野に発展。科学小説。空想科学小説」となっています。

著書・作品名:試験管のなかの生命

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1976年

著者・作者:岡田節人

掲載ページなど:191ページ本文12行目〔『試験管のなかの生命』岩波新書(青版)958、1976年3月30日 第1刷発行〕

発行元:岩波書店