日国友の会

ごしきまめ【五色豆】

読者カード 用例 2024年06月04日 公開

2023年05月03日 ubiAさん投稿

用例:それから明日ふきのとうと塩昆布と五色豆御送り致すべく候(68ページ9行目)五色豆は昔からの京都の名產に候(68ページ10行目)
『志賀浩宛志賀直哉書簡-大正四年(1915)2月28日』 1915年2月28日 志賀直哉
語釈:〔名〕(1)京都の名物菓子の一つ。水切りした白えんどうを煎り上げ、白・赤・茶・青・黒の五色の砂糖を衣がけしたもの。砂糖五色豆。

コメント:第二版の用例(1921)よりさかのぼります。

編集部:第2版では、佐々木邦『珍太郎日記』(1921)の例が早いのですが、さらに、6年さかのぼります。

著書・作品名:志賀浩宛志賀直哉書簡-大正四年(1915)2月28日

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1915年2月28日

著者・作者:志賀直哉

掲載ページなど:68ページ9行目、68ページ10行目〔『志賀直哉全集 第十二卷』、昭和四十九年四月三十日 發行〕

発行元:岩波書店